ケアマネの働く場所

ケアマネージャーの多くは、介護保険施設や居宅介護支援事業所で働いています。

ケアマネージャーの多くは、介護保険施設や居宅介護支援事業所で働いています。

＜介護保険施設＞
施設系のケアマネージャーは、主に次の施設で活躍しています。

・介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）
・介護老人保健施設
・介護療養型医療施設

これらの施設は、入所者に１００名に対して１名以上のケアマネージャーの配置が義務付けられています。

＜居宅介護支援事業所＞
居宅介護支援事業所では、介護保険で受けられる在宅サービスや、様々なサービスの調整、サービス費の計算や請求などを要介護者の代わりに行う事業所です。
居宅介護支援事業所には、ケアマネージャーが常勤でいることが義務づけられ、要介護者の依頼を受けて、心身の状況、環境、要介護者や家族の希望等を考慮してケアプランを作成したり、介護に関する専門的な相談に応じています。

居宅介護支援事業所では、サービス利用者５０人に１人のケアマネージャーの配置が義務付けられています。

＜その他＞
短期入所生活介護事業所やケアマネージャーの設置が義務付けられたグループホーム、有料老人ホーム、ケアハウスや、地域包括支援センターや市町村の介護保険課、保健所などでも幅広く活躍しています。

また、福祉用品の販売や介護関連の商品を扱う会社でも、ケアマネージャーの有資格者を優遇するところが増えていたり、雇用を行ったりしています。

このほか、ケアマネージャーとしての実務経験を積み、居宅介護事業所として独立する人も増えています。