ケアマネの給料

平成１５年（２００３年）に介護報酬が改定され、報酬単価が下がる中で、ケアマネージャーの報酬（給料）は上がりました。

平成１５年（２００３年）に介護報酬が改定され、報酬単価が下がる中で、ケアマネージャーの報酬（給料）は上がりました。

これは、ケアマネージャーが介護保険制度の中心的な担い手であり、非常に重要な存在であることを意味しています。

（財）介護労働安定センターの調査（平成２２年度 介護労働実態調査結果）では、ケアマネージャーの平均月収254,098円となっており、介護職員の196,142円、訪問介護事業所のサービス提供責任者の224,791円と比べると、高い水準にあります。

もっとも、この数字だけを見ると、責任の重さを考慮すると、まだまだ十分とはいえません。しかし、法律によって、介護保険施設などではケアマネージャーを１名以上置くことが義務付けられており、ケアマネージャーがいないと事業が運営できないようになっていおり、高い給料でケアマネージャーを募集している事業所も少なくありません。

また、ケアマネージャーは、正社員の割合が８０．０％となっており、他の職種に比べると、圧倒的に正社員の比率が高くなっています。（平成２２年度 介護労働実態調査結果）