「とんび」の子役 五十嵐陽向(いがらしひなた)くん
2013年1月21日(月)
重松清のベストセラー小説「とんび」
このドラマの注目はなんといっても子役の子
アキラがおとしゃんに「どこいってたんだよぉ!」
と言って泣くシーンには感動した方も多いのではないでしょうか?
気になったので子役の子を調べてみました
名前は五十嵐陽向(いがらしひなた)くん 役と同じで3歳です
セントラルグループに所属し、今までもテレビ・ドラマなどに
出演しています
今回の役に決まるまでにはいろいろと苦労があったようで、
とても小さい子供とは思えないエピソードを見ました
この役が決まるまで、ドラマの稽古の練習をしていた陽向くん
その時のエピソードが印象的でドラマの外でも泣かせる子だなと
感じました
稽古で「泣く」稽古をしていた陽向くんは何度も監督にダメ出しされます
もともと泣く演技はできるみたいですが、監督は、
「嘘泣きはしなくていい。心で泣きなさい。」と言ったそうです
泣ける演技ができることもすごいですが、監督も要求が高い
3歳児に厳しすぎ!と思いましたが、ここからが陽向くんのすごい所
なかなか演技が出来ない陽向くんに監督はさらに追い込みをかけます
「陽向、出来ないんなら帰っていいぞ。帰るか?」
「やだ。できる。」
「出来てないだろ。いいよ、帰んな。」
普通の幼児なら泣いてますよね
でも泣くどころか逆に一喝!
「できる!!」
と、そこから一歩も動かずにそのまま稽古を続けたそうです
自分が子供の頃には考えられないですね
非常に芯の通った小さいとはいえ役者魂に感動しました
これが1話の「どこいってたんだよぉ!」に繋がるわけですね
泣ける筈ですよね、心で泣いているんだから
※ストーリー
舞台は瀬戸内海に面した広島県備後市
高度経済成長時代の1962年が舞台
運送会社に勤務する28歳のヤスは
愛妻・美佐子の間に息子・アキラが誕生し、
生涯最高の喜びに浸っていた。
美佐子とともにアキラの成長を見守り、
幸せな日々を過ごしていたが、ある日、ヤスが連れて行った
仕事場でアキラを庇った美佐子が事故死してしまう。
ヤスはその日から幼くして父親に捨てられた悲しみと
美佐子を亡くした後悔を乗り越えながら、
アキラを不器用ながら真っ直ぐに育てていく。