13歳・小澤奈々花さん、15歳・吉本実憂さん、国民的美少女コンテストWグランプリ
2012年8月22日(水)
女優の米倉涼子(36)、上戸彩(26)らを輩出した「全日本国民的美少女コンテスト」の25周年記念第13回大会が21日、東京・グランパシフィックLE DAIBAで行われた。
グランプリに選ばれたのは、福岡県出身の高校1年生・吉本実憂(みゆ)さん(15)、新潟県出身の中学1年生・小澤奈々花さん(13)の2人。
グランプリのW受賞は第8回大会以来10年ぶり。応募総数10万2564通の中から頂点に立った2人は、涙ながらに喜びをかみしめた。
審査関係者も「過去最高レベル」と声をそろえた今大会。「美少女」の名にふさわしい2人が輝かしい一歩を踏み出した。授賞式でプレゼンターの米倉、上戸から祝福を受け、吉本さんは「実感がないんですが…。応援してくれた皆さんのお陰」と大粒の涙をポロポロ。小澤さんも「名前呼ばれたとき、本当に自分なのかと思いました」と涙ながらに振り返った。
小3から始めた地元の小倉祇園太鼓が得意だという吉本さん。歌唱審査ではそのリズム感を武器に、倖田來未の「WIND」を伸びやかに披露。演技審査では「リハーサルで緊張しすぎて力を出し切れなかったから、本番では一生懸命やろうと思った」と女優志望の実力を発揮した。
母親に勧められて応募したという小澤さんは「夢の夢だったので…。(受賞後)家族に『応援ありがとう』と言いました」。歌唱審査では、小1からずっと続けているチアダンス風の振り付けで、いきものがかりの「気まぐれロマンティック」を元気いっぱいに歌いきり「自分にしかできない笑顔を見せられたと思います」と胸を張った。
グランプリのダブル受賞は、第8回大会の阪田瑞穂(26)、渋谷飛鳥(24)以来。2人は「1人より2人のほうが心強いです」と“同志”の存在が頼もしい様子。賞金200万円の使い道について尋ねると、吉本さんは「新しい携帯を買いたい」、小澤さんは「お母さんにあげたい」と初々しく話した。
今後は同大会を主催するオスカープロモーションに所属し、デビューまでの厳しいレッスンを受けていく。吉本さんは「上戸さんや武井咲さん、剛力彩芽さんのようなどんな役でも演じられる、女優になりたい」と宣言。小澤さんも「ヨンアさんみたいなモデルになりたい」と夢を語っていた。