嵐、87万人動員!11月から5大ドームツアー発表
2012年9月21日(金)
人気グループ「嵐」が20日、5年連続となる東京・国立競技場でのコンサート「アラフェス」をスタートさせた。過去、リリースした全240曲の中から、リクエストで選ばれた曲で構成される“ファン参加型”コンサート。
アンコールでは、過去最多となる87万人を動員する2年ぶりの5大ドームツアーの実施と、10月31日に新アルバム「Popcorn」を発売することをサプライズ発表。詰め掛けた7万人のファンを歓喜させた。
嵐とファンの「お祭り」という思いを込めて、「アラフェス」と名付けられた今年の国立ライブ。アンコールの時、スクリーンに新アルバム発売、5大ドームツアー実施の発表が映し出されると、7万人で埋まった客席が大きく沸いた。
昨年は東日本大震災に伴う節電を考慮し、東京ドームでのコンサートを実施できなかった。2年ぶりの5大ドーム公演に相葉雅紀(29)は「アラフェスとは全然、違うものになる。去年はできる状況になかったので(ツアーが)できるのはすごくうれしいですね」。
一昨年の動員86万人を更新する、嵐史上最大規模のツアー。すでに構成を考え始めているそうで、アルバムタイトルにちなんだ、ポップにはじけたステージになりそうだ。
5年連続の国立の舞台。松本潤(29)が「嵐の夏が来たぞ! 5人で7万人を幸せにするよ!」と呼び掛けると、テンションは最高潮に。ジャニーズJr.らが出演しない5人だけのステージ。松本のソロ曲「Shake it!」では相葉、二宮和也(29)、大野智(31)櫻井翔(30)がバックダンサーを担当。二宮は「Jr.に戻ったみたい。でも、すごい楽しかった」と充実感をにじませた。
事前に募集した約27万票の中から人気投票が上位の曲を中心に構成。「リリースした年にしか歌ったことのないものもあってビックリ。ほとんど忘れてました」と相葉が話すほど、マニアックな曲もランクインした。シングル部門の1位「Face Down」、2位「ワイルドアットハート」などが発表されるたびに歓声が上がり、会場は熱気と興奮に包まれた。
300トンの水、花火1500発、風船3万個を使用した国立らしいスケールの大きい演出も健在。縦横無尽に駆け回り、7万人と一つになった。すでに来年の国立ライブも「アラフェス」形式で行うことも決定しており、嵐の“国立伝説”はまだまだ続きそうだ。